メインイベントで、ドラディションを率いる藤波辰爾(72)とハウス・オブ・トーチャーの成田蓮(28=新日本プロレス)が因縁の対決。成田が11分7秒、地獄の断頭台(ジャンピング・ギロチン・ニードロップ)で藤波から3カウントを奪って勝利した。

試合後、成田とセコンドの高橋裕二郎が藤波にさらにリンチを加えようとすると、まさかのウルフアロン(30=新日本プロレス)が登場。成田を一本背負いでたたきつけ、藤波を救出した。

ウルフはマイクを握ると成田に向かって「てめえが今日ここで藤波さんと試合するって聞いて、おめえが悪いことできねえようにな、監視してたんだよ!」とニヤリ。「次のな、俺とお前の決戦は6月14日、DOMINION大阪城ホール。てめえのそのNEVERのベルト、必ず取り返してみせる。その日まで震えて眠れ!」と、6・14大阪城ホール大会でのNEVER無差別級王座戦で成田からベルトを奪回すると宣言した。

若い成田を相手にドラゴンスクリュー、4の字固め、ドラゴンスリーパーなどを繰り出して奮闘した藤波だったが、セコンド裕二郎に気を取られ、背後から成田のプッシュアップバー攻撃を浴びるなど、HOTのダーティーファイトによってリズムを狂わされる場面も多く、最後は苦杯を喫した。

藤波はバックステージでウルフに向かって「(成田を)ぶっつぶしてくれ、俺の分まで」とエール。ウルフも「僕も2月に苦い思いをさせられてるんで。しっかりとすべての借りを成田に返せるように、6月にはすべてぶつけます」と答えた。

さらに藤波は「次は正規のリングシューズとパンツをはいてウチのリングに上がってください」とウルフに参戦オファーも出していた。

◆成田蓮の試合後コメント「藤波よ、これがな、今の新日本プロレスとてめえの違いなんだよ、分かるか? 藤波、ざまあみろだよ。それとよ、ウルフよ。てめえもしつけえな。こんなところにまで来るとはな。よっぽど俺が怖えのか。震えて眠れだ? おめえのことだよ。6月14日、このベルトにはてめえは手も届くことさえできねえんだよ」

◆藤波辰爾と成田蓮の因縁 今年3・6新日本プロレス「旗揚げ記念日」大田区大会で、藤波&LEONA親子が、成田&裕二郎らHOTと10人タッグマッチで対戦。LEONAが裕二郎にフォール負けし、試合後には成田が藤波を挑発した。その後、ドラディションでの藤波VS成田が決定するが、成田が記者会見への出席を当日ドタキャンして藤波が激怒。藤波は今月3日の新日本・福岡大会のバックステージに乗り込んで、成田に詰め寄っていた。