大相撲冬巡業が9日、熊本・八代市で開催され、新十両の安彦改め剣翔(24=追手風)が“痛い”目にあった。

 会場には公益財団法人熊本柔道整復師会の即席ブースが設けられ、朝稽古中に施術を受けた。

 腰痛で満足に稽古ができず「稽古不足なんです」と自覚。新十両で臨む来年初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)へ向け、少しでも改善しようと台に横たわると激痛が走った。腰とは逆の腹部を押され「痛い痛い痛い痛い!」と連呼。苦悶(くもん)の表情を浮かべながら、約3分の応急処置を終えた。

 途中、近寄ってきた同じ伊勢ケ浜一門の幕内安美錦(37=伊勢ケ浜)から「もういいから。稽古もしてないんだし」といじられる場面もあったが、効果は抜群。起き上がると「あれ? 全然違う。体が楽です」と驚きの表情を見せた。冬巡業も終盤。師走の熊本で得た痛みは、吉と出るか。