大関琴奨菊(32=佐渡ケ嶽)の優勝祝賀パレードが行われた千葉・松戸市の本郷谷健次市長が21日、琴奨菊が綱取りを目指す春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて、全面バックアップを約束した。
控室での懇談の中で琴奨菊が、ちょっとした“悩み”を本郷谷市長に打ち明けた。松戸市内にある部屋近くの公園で、タイヤ引きなどの強化トレを行う琴奨菊だが、一般市民も憩いの場として使う公共の場とあり、グラウンドゴルフが行われたり、当然ながら自由にトレーニング場として使うことが出来ない。そんな話の流れの中で、琴奨菊が「自由に(トレーニングが)出来る場所はないですかね」と、やんわりと尋ねたという。これに対し本郷谷市長は「それでは検討しましょうか」と返答したという。
パレード後の会見で、この話題を披露した本郷谷市長は「出来るだけ期待に応えたい。(部屋の)近くの学校の校庭とか、公園で検討します。3月(の春場所)に向けて、とりあえずでも、この期間でも出来るように確保したい」と、大阪入りするまでの数日間でも、練習場所として確保できるよう、教育委員会などと相談することを明言。「市民みんなが応援している。近くの人(近隣住民)も琴奨菊のためなら協力してくれるでしょう」と、関係各方面にも理解を求めた。

