ケガに泣かされながら西前頭6枚目まで番付を戻してきた人気力士・遠藤(25=追手風)は、幕内前半戦の注目のカードで、黒星スタートとなった。
ともに、最近の相撲人気の一翼を担う東前頭8枚目の逸ノ城(23=湊)との対戦。真っ向からぶつかり、岩のように硬い相手を何とか崩そうとした遠藤だが、両腕をかかえられ、最後は力尽きてきめ出された。自分でも、何ら抵抗もできないほどの相撲だったと観念したのだろう。支度部屋では「負けたから、考え込むような相撲じゃない」と、そこまでも至らなかった完敗を認識。「明日、頑張ります」と懸命に、前を向いた。先場所、11勝を挙げ、昨年九州場所(西前頭4枚目)以来の幕内中位。何とか三役への道筋をつけたいところだ。

