7場所ぶりの優勝を目指す鶴竜は苦手の稀勢の里に屈して初黒星を喫し、日馬富士と石浦に並ばれた。

 押し込んでから左四つ。ここで右の巻き替えを試みると体勢が悪くなり、右小手投げに手をついた。技巧派横綱は得意技で墓穴を掘り「巻き替えのところが失敗。自分でバランスを崩した」と肩を落とした。

 2年前の九州場所では初日から10連勝して迎えた11日目に稀勢の里に敗れてから失速し、賜杯を逃した。ここまでは同じ展開となり「成長しているのか、していないのか。ここから見える」と努めて冷静に語った。