序二段の優勝争いは、7戦全勝で並んだ東32枚目の神嶽(23=大嶽)と同28枚目の魁鵬(22=友綱)による、千秋楽の優勝決定戦に持ち越された。
6戦全勝で並んだ4人の対決で、神嶽が明石隆(19=田子ノ浦)を、魁鵬が富士寿(23=東関)をそれぞれ破り、全勝をキープした。
神嶽は過去に6勝1敗は2場所あったが、全勝は未体験。「初めてなので、うれしいです」。昨年秋、九州場所と2場所連続全休し「ぶっつけ本番。気持ちで行くしかないと思った」と、開き直ったのも好結果につながったようで「支えてくれた人に恩返しするためにも頑張りたい」と話した。
一方の魁鵬は「今場所は本来、取りたい相撲が取れている。足も出て形になってきた」と内容にも満足そう。実は野球少年だった小6の時、ふとしたきっかけで、兵庫・尼崎市のわんぱく相撲に出場し2位になった。負けた悔しさで相撲をやる転機となったが、その相手が決定戦で優勝を争う神嶽だという。小学生時代からプロを含め1勝2敗。リベンジの一番を前に「頑張ります」と話した。

