日本相撲協会は12日、東京・両国国技館で東京都赤十字センターの要請による力士らを対象とした献血を実施した。

98人(400CC=97人、200CC=1人)が協力し、関取衆では前頭玉鷲(35=片男波)ら4人が参加。肝機能数値などの基準を満たさないと参加できず、この日も半数以上の関取衆が帰宅する中、玉鷲は通算「8、9回目」の参加という健康体。初土俵から約16年休場のない鉄人は「毎年楽しみにしている。14回参加している若い衆もいるらしいので、そこを目指したい」と頬を緩めた。