日本相撲協会は26日、夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査受検者を発表した。

先代時津風親方(元前頭時津海)の息子2人がそれぞれ受検する。長男の坂本博一(18)は今春に青森・三本木農高を、次男の坂本正真(16)は千葉・柏第二中を卒業した。ともに立浪部屋に入門する。先代時津風親方は初場所中にマージャン店に出入りするなど、協会作成の新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反。2月に退職勧告の懲戒処分を受け、協会を退職した。

新弟子はほかに、日体大相撲部出身で昨年の全国学生相撲選手権で3位となった石崎拓馬(22=高砂)や、沢田日登志(23=追手風)ら11人が名を連ねた。石崎は三段目100枚目格付け出しでデビューする。沢田は16年9月に制度が変更された年齢緩和制限措置の入門となる。