9月の秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)で新十両の石崎改め朝紅龍(あさこうりゅう、24)が、晴れ舞台へ着々と準備を進めている。22日、所属する高砂部屋の平塚合宿(神奈川・平塚市総合公園)に参加し、来場所の十両土俵入りで母校や後援者から贈られた3本の化粧まわしを披露すると明かし、届くのが待ち遠しい様子だった。
この日の申し合いでは朝玉勢や朝乃若、朝白龍らを相手に15番ほど相撲を取った。「きょうはあんまり調子が良くなかった」というが、立ち合いから圧力をかけたり、鋭い出足から積極的に前に出るシーンが多くあった。「焦っても意味ないので、けがしないようにしっかり調整していきたいです」。入門以来初参加となる平塚合宿。稽古見学に訪れるファンの多さに驚きつつ、「お客さんもいっぱい来ていただいて、より一層今まで以上に頑張ろうと思いました」と実感を込めた。
来場所の番付からしこ名を本名の石崎から朝紅龍に改名する。師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)のしこ名にある「龍」と朝紅龍の両親たっての希望で「朝紅」を採用。後者は「あさやけ」と読むこともあり、両親から「人生、どんな困難でも乗り越えられる」との願いが込められていると聞いた。当初はしこ名を改名することに少し寂しさを感じることもあったというが、「今はもう愛着がわいて、朝紅龍でやっていくぞという気持ちになっています」と話していた。【平山連】

