一人横綱の照ノ富士(32=伊勢ケ浜)が休場する中、出場する力士の中で番付最上位で在位4場所目の大関琴桜(26=佐渡ケ嶽)は、結びの一番で若元春(30=荒汐)と対戦。左四つガップリの体勢で胸を合わされると、右上手を切られて体を寄せられ、正面土俵に寄り切られた。痛恨の2敗目で、トップの大の里に2差をつけられた。
一方、ここまで4敗と苦しい土俵が続く、もう1人の大関豊昇龍(25=立浪)は、正代(32=時津風)と対戦。立ち合いから一気の突き放し、右のど輪で圧力をかけ電車道で押し出し3勝4敗とした。
貴景勝(28=常盤山)が途中休場したため3人が出場している関脇陣で、最も注目される全勝の大の里(24=二所ノ関)は、大関昇進に向けた足場固めの場所にしたい平戸海(24=境川)と対戦。初顔合わせでは勝ったものの、その後は最近2連敗の相手に対し、得意の右を差すと一気に体を寄せ、万全の体勢で寄り切った。幕内では自身初の初日から7連勝で、単独トップの座を守った。
ここまで1敗と好調の関脇霧島(28=音羽山)は、琴勝峰(25=佐渡ケ嶽)のうっちゃりにも行司軍配を受けたが、物言い。協議の結果は琴勝峰に体がないと判断され、軍配通り霧島が寄り倒しで勝って1敗をキープした。
3場所連続関脇在位の阿炎(30=錣山)は、連日の大関撃破の王鵬(24=大嶽)に突き落とされ5敗目。王鵬は3大関1関脇を撃破しての4勝目を挙げた。幕内優勝経験者の小結大栄翔(30=追手風)は隆の勝(29=常盤山)を、はたき込んで今場所初めて白星先行の4勝目を挙げた。
同じく幕内優勝経験者で返り入幕から2場所目の若隆景(29=荒汐)は、一山本(30=放駒)に押し込まれたが、右からのいなしで相手の体を崩すと、背後を取って送り出し。5勝2敗と好調キープだ。また、先場所、最終盤まで優勝争いに加わった美ノ海(31=木瀬)も、湘南乃海(26=高田川)を突き落として、今場所も5勝2敗と好調だ。
新入幕コンビには、苦しい土俵が続いている。東前頭16枚目の白熊(25=二所ノ関)は、佐田の海(37=境川)に寄り切られて5敗目。一方、西前頭14枚目の阿武剋(24=阿武松)も、錦木(34=伊勢ノ海)に寄り倒されてこちらも2勝5敗となった。
7日目を終え、全勝は大の里。1差の1敗で霧島が追う。

