柔道の全米オープン覇者の今田(24=音羽山)が、序ノ口デビュー戦を白星で飾った。31代横綱常ノ山のやしゃご(ひ孫の子)の東序ノ口13枚目・山野辺(15=出羽海)と対戦。立ち合いから前に出て突き出した。

最初の白星を喜びつつも、「所作をしっかりやらないと、という緊張感がありました。早く場慣れして、戦うことだけに集中したいです」と振り返った。

この日の相手は横綱のやしゃごだったが「あんまり気にせず…。こっちは横綱の弟子だぞと。部屋には霧島関もいて心強い。このお二方からも学んでいる日々です」とユーモアも交えて話した。

元幕内安芸乃州の長男で、入門まで本格的な相撲経験はなかった。東京・安田学園高を卒業後に渡米。ネバダ州立大で宇宙工学を専攻し、2022年には柔道の全米オープン100キロ級を制した。

現在は、相撲教習所で相撲の基本や、相撲の歴史などを座学で学んでいる。すでに高学歴ではるが「楽しいです。学びたい気持ちはあるので」と謙虚に話した。

まずは白星スタートを切ったが、目標はまだまだ先にある。「優勝したいなと。序ノ口はなかなか経験できないですし、今場所があって欲しいので」と話していた。