第1回大会から100年の節目となった全日本力士選士権が6日、東京・両国国技館で行われ、横綱豊昇龍(26=立浪)が3年ぶり2度目の優勝を飾った。1回戦からいずれも平幕の草野、王鵬、若元春、欧勝馬を寄り切って破ると、決勝は横綱大の里を上手投げ。「2度目の優勝を果たしてうれしい。この気持ちで九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)も頑張りたい」と、力を込めた。

決勝は8日前の秋場所千秋楽の優勝決定戦で敗れた相手だけに「今(秋)場所のことを思い出した」と気持ちも入り、速攻で大の里の初優勝を阻んだ。秋場所千秋楽の本割で脱臼した右手人さし指はテーピングを施し「痛いよ」という。それでも「今回(秋場所)は稽古が足りなかった。しっかり稽古して頑張りたい」と、真の雪辱を誓った。