大関琴桜(28=佐渡ケ嶽)が、埼玉栄高の1学年後輩に、壁となって立ちはだかった。取組前まで優勝争いでトップと1差、2敗だった前頭豪ノ山を破って勝ち越しを決めた。立ち合いで、突っ込んできた相手を受け止めた。1度は引きで呼び込みながらも、体勢を立て直して突いて出ると、最後は押し出した。

8勝4敗とし、14勝1敗で優勝した24年11月の九州場所以来、8場所ぶりの2桁白星を射程にとらえた。取組後、勝ち越しを決めたことには「変わらない」と、一喜一憂することなく淡々と話した。残り3番を見据え「しっかりと気を引き締めて、やれることをやりたい。15日間、相撲を取りきるだけ。1日1番、しっかり集中したい」と、自らに言い聞かせるように話していた。

全取組結果