大相撲の雷部屋に雷親方(元小結垣添)の長男、垣添玄空(はるく、18)が入門することが19日、発表された。実家の部屋で入門会見が行われて、18歳は「やると決めたからには全力で」と意気込みを語った。

名門の埼玉栄出身。幼い頃からスポーツをしていなかったが、進路に迷いがあった中3の時に「(監督の)山田先生に声をかけられ相撲しかないと思った」。入部後に才能が開花し、団体戦メンバーとして昨年8月の全国高校総体で3位。同10月の国民スポーツ大会少年団体で、埼玉県の準優勝に貢献した。「感謝と思いやりを学べた」と振り返った。

目標とする力士は「朝青龍関です」と即答した。180センチ、115キロと、スピードを生かせる体格は大横綱と似ており「かっこいいじゃないですか」とほほ笑んだ。しかし、その発言を聞いた師匠は「オレがよく投げられてたからだろ」と笑顔で一蹴。親方として最初の指導が入り、場を和ませた。

前相撲デビューを目指し夏場所の新弟子検査を受ける。丸刈り姿の18歳は「環境は恵まれているので、あとは自分次第」と力を込めた。

父である雷親方も「心配の方が大きいですが、強くて人間的にも素晴らしい力士になってもらいたいです」と、親心を見せた。【山田遼太郎】