大相撲九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)の新番付が26日に発表され、新入幕を果たした旭海雄(26=大島)が福岡・新宮町の宿舎で会見に臨んだ。

23年九州場所で初土俵を踏み、昨年秋場所で新十両を果たした。「去年十両に上がった時、1年で幕内に上がると目標を立てていた。ちょうど1年で上がれてよかった」と幕内昇進に笑顔を見せた。

秋場所は西十両筆頭で8勝7敗。8日目までに6敗を喫しながら、立て直した。「先場所は前半が全然ダメで、後半本当にギリギリで勝ち越せた」とホッとした表情を見せた。3年での幕内昇進を目標にしていたといい「入門する前からずっと目標にしている場所だった。やっとたどり着いた」と受け止めた。

師匠の大島親方(元関脇旭天鵬)が部屋を創設後は、初めての新入幕。師匠は「素直によく頑張ってくれたなと思うし、素直にうれしい」と喜びを口にした。「幕内は一つの目標だけど、まだ上にたくさんある。派手さはないけど、確実に一段ずつ上がっていくのが彼の持ち味なので、これからもどんどん磨いていってほしい」と期待を寄せた。

日体大の同期には、横綱大の里(二所ノ関)や、秋場所で新入幕を飾った朝翠龍(高砂)らがいる。旭海雄は「負けたくないというのはある。やっぱり同級生なので、いずれはもっと番付を上げて横綱とも対戦してみたい」と闘志を燃やした。低い体勢で取る相撲が持ち味で「十両に上がった時から、宇良関と対戦したいと思っていた。低いので、対戦してみたい」と待ちわびた。

九州場所に向けては「まず勝ち越すことが大事。勝ち越して、2桁を目指して頑張ります」と意気込んだ。