AKB48の海外姉妹グループで、ベトナム・ホーチミンを拠点に結成されるSGO48が17日、同市内で1期生メンバーをお披露目した。オーディションには7627人が応募。120人が参加した最終審査では、今月10、11日にダンスとパフォーマンスをチェックされ、29人が合格した。HKT48指原莉乃(26)から激励のメッセージが届けられ、合格者たちは大喜びだった。

日本人メンバーは小関優実(こせき・ゆうみ)1人で、「合格発表を知った瞬間、とても驚きました。合格できなかった候補者の人たちの分まで頑張らなければいけないと思いました。何年もの間、思い続けてやっとつかんだ夢なので、全力でかなえていきたい」と意気込んだ。

小関は、現地のインターナショナルスクールに通う14歳。小学校低学年のころ、友人が聞いていた「会いたかった」「ヘビーローテーション」などの影響を受け、AKB48ファンになった。推しメンは指原で、「バラエティーなどでマルチタレントとして活躍しているから」という。

海外48グループのオーディションに合格した日本人、日本国籍を持つメンバーは過去に、現AKB48で13日にグループ卒業を発表したJKT48(ジャカルタ)の野沢玲奈、AKB48チームTP(台湾)の小山美玲、本田柚萱、藤井麻由、BNK48(バンコク)の大久保美織らがいる。

SGO48の29人はダンス、ボイストレーニングなどを経て、12月末にホーチミン市内でパフォーマンスお披露目イベントを行う。18日にはハノイで、AKB48チーム8とともに同国公安省が主催する「ベトナム絆駅伝2018」に参加する。