今週末にはいよいよチャールズ国王の戴冠式が行われます。
6日にロンドンのウェストミンスター寺院で行われる戴冠式は、現地時間午前11時(日本時間19時)からスタートし、午後1時に終了する予定です。当日は戴冠式に先立ってバッキンガム宮殿からウェストミンスター寺院までパレードが行われ、国王とカミラ王妃はエリザベス女王の即位60年を記念して2012年に作られた金色の馬車「ダイヤモンド・ジュビリー・ステート・コーチ」で登場します。パレードにはウィリアム皇太子一家も登場予定ですが、王室を離脱したヘンリー王子は参加しません。
翌7日にはウインザー城で祝賀コンサートも開催され、一般客と招待客2万人が招かれ、その模様はBBCテレビとラジオでも中継されます。コンサートを巡っては、エルトン・ジョンやエド・シーラン、ハリー・スタイルズ、アデルら人気アーティストが出演を辞退したことが分かっていますが、歴史的なイベントには新たに大物の出演も発表されています。現在分かっている出演者リストなど最新情報をお届けします。
最初に出演が発表されたアーティストは、イギリスのポップグループ「テイク・ザット」やバス・バリトン歌手ブリン・ターフェル、クラシックソウルのパイオニアで天才ピアノ奏者アレクシス・フレンチ、シンガー・ソングライターのフレイヤ・ライディングスの4組に加え、イタリアのテノール歌手アンドレア・ボチェッリ、アメリカからはケイティ・ペリーとライオネル・リッチーの計7組でした。
ペリーは、07年に国王が立ち上げた教育や児童保護などを通じて南アジアにおける不平等と不正を正すことを目的とした基金「ブリティッシュ・アジア・トランス」のアンバサダーに20年に任命されており、国王とも面識があることで知られています。また、長女の父親であるパートナーのオーランド・ブルームはイギリス出身です。
リッチーも国王が皇太子時代に同じく設立した慈善団体「ザ・プリンスズ・トラスト」のアンバサダーを19年から務めており、カリブ海のバハマで行われたイベントに揃って出席しています。
その後、現在イギリスで「ミッション:インポッシブル」シリーズ最新作を撮影中のトム・クルーズ、ディズニーの人気アニメキャラクター「くまのプーさん」、世界的ピアニストのラン・ラン、アメリカのシンガー・ソングライターでガールズ・グループ「プッシーキャット・ドールズ」のニコール・シャージンガ-、歌手トム・ジョーンズらが新たに加わることも発表されています。
クルーズはウィリアム皇太子夫妻や97年に亡くなったダイアナ元妃とも親交があり、プーさんは同じ年のエリザベス女王の80歳の誕生日を記念した子どもたちとのお茶会に招待されています。また、シャージンガ-は昨夏行われたエリザベス女王の即位70周年を記念したプラチナ・ジュビリーに出席しています。
中継するBBCによると、クルーズとプーさんは、イギリスの冒険家のベア・グリルスらと共に事前収録されたビデオでの出演になり、国王に関する知られざる真実が語られる企画になるようです。
そして、司会を務めるのは、映画「ノッティングヒルの恋人」(99年)やイギリスの人気キャラクターのパティントンが主人公の映画「パティントン」シリーズでブラウン家の父ヘンリーの声を演じるヒュー・ボネヴィルです。ロンドン出身で、20年代のイギリスを舞台にしたドラマ「ダウントン・アビー」などにも出演していることから、大役に抜擢されたようです。
【千歳香奈子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「ハリウッド直送便」)







