乃木坂46久保史緒里(18)の主演舞台「乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』2019」(東京ドームシティホール)が10日に初日を迎えました。「坂道の火曜日プラス」では、芸能面の「坂道の火曜日」でお伝えし切れなかったコアなエピソードをお届け。作品やメンバーに対する思いを語ります。

笑顔でポーズをとる、乃木坂46の久保史緒里(撮影・酒井清司)
笑顔でポーズをとる、乃木坂46の久保史緒里(撮影・酒井清司)

もともと「セーラームーン」の原作漫画が好きで、昨年1月の舞台「三人姉妹」の共演者の中にミュージカル「セーラームーン」出演者が多く、DVDを見るようになったという。その後、同年6月から山下美月(20)と井上小百合(24)が主演した「乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』」が上演。久保は出演していなかった。「モバメ(有料メッセージサービス)で『出たいな』って書いたりしていました」と笑う。

再演の主演にプレッシャーを感じつつ、共演の伊藤純奈(20)向井葉月(20)田村真佑(20)早川聖来(19)と密にコミュニケーションをとっている。後輩の田村と早川については「私のほうが年下なのに先輩なので、絶対やりづらいと思うんですけど、セーラー戦士5人の関係性が大事な作品だし、早めに壁を越えたいと思って、夏のツアーから積極的に声を掛けました」と明かす。

田村と早川と3人でお泊まり会も開いた。先輩の伊藤とも2人でお泊まりしたという。「原作を読んだり、アニメを見たり。前回のミュージカルのDVDを見たり。作品についていろいろお話しして。めっちゃストイックですよ」と笑う。

同期の向井とは、「今、すごく2人で話してるんです」という。劇中でも、久保が演じる月野うさぎと向井演じる水野亜美は特別な関係だ。

「現実と重なる部分がすごくあるんです。久保史緒里にとって向井葉月も、ずっと味方でいてくれるすごく大事な存在です。稽古場では、2人で泣いていたりして、純奈さんから『ま~た、泣いて~』って言われます(笑い)」

久保を中心に、5人の絆が確実に深まっている。【横山慧】(つづく)

◆久保史緒里(くぼ・しおり)2001年(平13)7月14日、宮城県生まれ。16年9月加入、乃木坂46の3期生。愛称「くぼちゃん」「しーちゃん」。小3から中3まで東北楽天ゴールデンイーグルスのチアガール。ファッション誌「Seventeen」専属モデル。159センチ。血液型O。

(10月8日付紙面に掲載したものです)