欅坂46尾関梨香(22)が、メインパーソナリティーを務めるニッポン放送「欅坂46 こちら有楽町星空放送局」(日曜午後11時30分=通称:こち星)について語ります。印象に残っている放送回や後輩メンバーとのエピソードなど、ファン必見の秘話を明かします。

ニッポン放送「欅坂46 こちら有楽町星空放送局」のリモート収録を行う尾関梨香
ニッポン放送「欅坂46 こちら有楽町星空放送局」のリモート収録を行う尾関梨香

「こち星」で個人的に印象に残っているのは、同じ質問にゲストのメンバーと2人同時に答えて、回答を合わせるコーナー「こちほシンクロ」だという。「シンクロした時の一体感がすごくて。そこで絆が生まれる感覚がすごい好きなんです。これまで数回しかシンクロしていないと思います」と明かす。「その中で、森田ひかるとは、2回くらいシンクロしたんですよ。スタッフさんがご褒美で食べ物を用意してくれていた時もあって。すごくうれしかったんです」と振り返った。

基本的には、毎回欅坂46のメンバー1人をゲストに招き、トークを展開する。尾関がメインパーソナリティーに就任した昨年4月以降、同期の1期生だけでなく、後輩の2期生も多数出演してきた。

「1期はだいぶ一緒にいる時間が長いので、もちろん知っていることはいっぱいあるんですけど、2期はほとんどゼロからのスタートだったので、来てくれるゲストの子のことを知ってから話したい、って思って。今何にハマっているんだろうとか、何が好きなんだろうとか、かなりチェックしてから収録に臨んでいましたね。『こち星』を通じて結構、距離は縮まったと思います」

19年9月、公開収録に臨む左から菅井友香、尾関梨香、田村保乃
19年9月、公開収録に臨む左から菅井友香、尾関梨香、田村保乃

印象的だった2期生の1人として、田村保乃(21)の名前を挙げた。

「保乃は、『ラジオがすごく好きなんです!』って話を直接してくれるんです。ラジオ好きな子がゲストに来てくれると、緊張が解けるというか。すごく安心感がありますね」

口数が少ないタイプの藤吉夏鈴(18)についても、「夏鈴は、初回はなかなか話せないところもあったんですけど、2回目に来てくれた時は、収録後に『うまく話せなくてごめんなさい』って連絡くれたりしました。そういう細かいことがたくさんこの1年で積み重なって、確実に絆が深まっているのを感じます」と笑顔を見せる。

グループ最年少の山崎天(14)とも、頻繁に連絡をとるという。「ラジオに何回も出てくれていて。ラジオだと、相手の顔が見えないし、普段より緊張しないでしゃべれるらしいんですよ」と明かす。「一緒にご飯を食べに行った時に、何の仕事が一番好きかって話をして、『こち星』がすごい楽しかったって言ってくれたんですよ。天は『こち星』ですごいテンション高いんですよ!」。

「こち星」のTシャツを指さす尾関梨香
「こち星」のTシャツを指さす尾関梨香

パーソナリティー就任から1年2カ月。「1年たったくらいから、少しずつ、自信はついたかもしれません。自分が会話を回す側になる経験がなかったので、かなり苦戦していました」と明かす。テレビ東京系「欅って、書けない?」(日曜深夜0時35分)のMC、土田晃之(47)とハライチ沢部佑(34)を、あらためてリスペクトしたという。

「おふたりの気持ちが分かったような気がします。どうしたら受け手が返しやすいトークになるかとか、すごく考えるようになったので。私はまだまだですけど、ちょっとは成長しているのかな? と思います」【横山慧】

◆尾関梨香(おぜき・りか)1997年(平9)10月7日、神奈川県生まれ。156・5センチ。15年8月、欅坂46の1期生オーディションに合格。特技は書道。血液型O。

(6月23日付紙面に掲載したものです)