乃木坂46梅澤美波(27)が、いよいよ今日19日から3日間東京ドームで行われる「14th YEAR BIRTHDAY LIVE」に挑む。明後日21日は自身の卒業コンサート。9年8カ月分の思いや、メンバー、ファン、スタッフへの感謝を込め、アイドルとして最後の大舞台に堂々と立ってみせる。【寺本吏輝】
★3期生
「最終日の私の卒業コンサート、やりきれるかな? みたいな感じです(笑い)」と落ち着かない心境を率直に明かした。積み重ねた経験、感謝、思い出…万感の思いがこみ上げる。「スタッフさんに力を貸していただいたところもありますが、セットリストは、私の意見を尊重して作りました。感謝を伝えたいと思って作りましたが、この構成で伝えきれるかな、(当日は)泣き過ぎてできなさそうだな、とか、そういうことばかり考えてしまいます」と続け、苦笑した。
1期生白石麻衣に憧れを抱き、3期生オーディションに参加したことが、アイドル人生の第一歩だった。「東京開催のセミナーに白石さんがいらっしゃるというので、もし見られるなら行きたいと思って。オーディションを受けようっていうよりも、そういう気持ちでセミナーに応募したんです」。
★3列目
審査を勝ち抜き、16年9月に加入した。憧れの先輩と同じグループでの活動。初イベント「お見立て会」では3列目の端のポジションに立った。最後列からのスタートにもくじけず、21年11月にグループの副キャプテン、23年2月にはキャプテンに就任。地道な努力を続け、気がつけばグループの絶対的存在になった。「ずっと『うぬぼれない』ということを貫いてきたと思っています。グループとしても個人としても、それは唯一貫けたなと思います」と確かな手応えを口にした。「基本的に自分に対して過信をしたくないんです。この世界、このグループにいることに勘違いしたくない」。謙虚すぎるほどに謙虚な姿勢が、メンバーからもファンからも厚い信頼を形作ってきた。
当時、お見立て会で掲げた目標は「私が白石さんに憧れたように、誰かの憧れになる存在になりたい」「コンプレックスを武器にする」「応援してくれる人を幸せにしたい」の3つという。改めて振り返り、「全てかないました」と胸を張った。「当時は背が高いことがコンプレックスでした。皆が(身長を)褒めてくれるので、今は武器にしか思っていないです。憧れに関しては、(6期生の鈴木)佑捺ちゃんが来てくれたから、最近かなったんです」。思い返しながら語る口調には達成感がにじんだ。
★3日間
白石は20年5月に東京ドームで3日間卒業コンサートを行う予定だったが、コロナ禍の影響を受け中止に。配信ライブでの門出となった。くしくも、憧れの大先輩が見ることができなかった「東京ドーム3日間」の景色を見て、マイクを置くこととなった。
思いをはせるように「私が東京ドーム3DAYSで卒業って、運命的ですよね。自分で言うのもおこがましすぎますが」と笑顔を見せた。「白石さんに代わって、じゃないですけど、自分の中であの時の思いもちゃんと背負いながら、BIRTHDAY LIVEと卒業コンサートを3日間やり遂げられそうです」と丁寧に口にした。
「東京ドーム3DAYS、これがどれだけすごいことなのか改めて自分たちで感じながら、『ありがとうございます』を届けられる3日間にしたいと思います。3日間全部違うので、ぜひ見てほしいです。もう見ないといけないと思います。絶対に見るべきです!」。
グループが東京ドームでBIRTHDAY LIVEを行うのは初めて。最後の最後までグループの歴史に新たな1ページを刻み、アイドル人生のラストスパートをかける。
◆梅澤美波(うめざわ・みなみ)1999年(平11)1月6日、神奈川県生まれ。16年9月加入の3期生。愛称「梅」「梅ちゃん」など。ファッション誌「CLASSY.」レギュラーモデル。身長170センチ。血液型A。









