4月から不定期となり初のコラム。早速だが、今回紹介したいのは7月5日(土)から始まった「ウルトラマンオメガ」に出演する吉田晴登君(24)。昨年の演出舞台「ハイスクール・ハイ・ライフ3(舞台ハイライ)」に出てくれた。ちなみにその舞台には放映中の「仮面ライダーガヴ」の日野友輔君も出演。1つの舞台からヒーローが2人と、特撮ファンにとっては興味深いニュースなったのではないかと思う。
舞台ハイライ、今年3月の公演で4回目となった。もともとは新人俳優の経験の場と企画したが、3回目からは雑誌ジュノンさんと組んだこともあり、直近のジュノンボーイが多数出演。前述の2人はジュノンボーイではないが、今クールのドラマには、石山順征君、谷原七音君(「奪い愛、真夏」)、漆山拓実君(「ちはやふる -めぐり-」)がキャスティングされており、若手俳優の登竜門として認知されつつあるのではと思う。
改めて吉田晴登君。子役出身で数々の映画やドラマに出演。最近だと、ドラマ「なんで私が神説教」の好演で話題にもなった。舞台ハイライでは、未経験者の子たちと年齢は変わらないが、稽古初日からすでに抜群の安定感。初舞台どころか、初演技で右も左もわからない子たちにも、役が部長だったこともあり積極的にアドバイスをしてくれるなど本当に助かった。恒例のサッカーに例えると、若くして実力者ながらおごることなく全体のバランスもとってくれるタイプといったところだろうか。
芝居は成熟していて大人っぽいが、意外といったらあれだがまだまだ若者らしさもあり少し安心した。休憩時間に共演者とカードゲームをしたり、また忘れ物を取りに来たのに持ち帰らずに帰っていくなど、多数の天然エピソードもある。その姿を見て、能力を芝居に全振りしているのか、またはヒーローらしく芝居になるとスイッチが入るのか…とにかく俳優が天職なのは間違いないと確信した(笑い)。
最後に「ウルトラマンオメガ」。ウルトラマンシリーズ自体何十年ぶりかに見るが、ドラマとは思えないほどクオリティーが高い。1話冒頭のCGなど本当にびっくりした。まだまだ内容は謎に包まれているが、これから先の展開も期待できそうだ。子供たちだけのものにしておくにはもったいない。週末の朝に楽しみがまた1つ増えた。
◆谷健二(たに・けんじ)1976年(昭51)、京都府出身。大学でデザインを専攻後、映画の世界を夢見て上京。多数の自主映画に携わる。その後、広告代理店に勤め、約9年間自動車会社のウェブマーケティングを担当。14年に映画「リュウセイ」の監督を機にフリーとなる。映画以外にもCMやドラマ、舞台演出に映画本の出版など多岐にわたって活動中。また、カレー好きが高じて南青山でカレー&バーも経営している。最近では映画「その恋、自販機で買えますか?」「映画 政見放送」24年10月には映画「追想ジャーニー リエナクト」が公開。





