「遊☆戯☆王」シリーズ誕生20周年となる劇場版「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」(23日公開)の完成披露舞台あいさつが17日、都内で開催され、風間俊介(32)ほか計12人が参加した。

 舞台あいさつでは、1人づつが役のセリフをいいながら自己紹介。主人公・武藤遊戯の声を演じた風間は、00年に同作品のテレビシリーズで声優に初挑戦している。「ボクの声優人生を全て注ぎ込んだ作品。この映画をより多くの人に楽しんでほしい。ラストシーンは『そうきたか!』って。何度でも見たいシーンです」と感想を語った。

 今回が初出演となる藍神役の林遣都がセリフをかんだが、風間はすかさず「ボクの第1話なんてどんでもないことになっていましたから(笑い) それに比べれば遣都くんは素晴らしい声優です」と気遣った。

 「本当に始まるんだなって、実感がわいてきました。今日ここにいるお客さんは少しでも早くと待ちこがれていたわけですよね。皆さんの愛がかけ算のようにふくらんだ遊戯王ですが、映画館で共有できればと思います」と風間。桑原智監督も、「1回、2回、3回、4回、5回、10回と家族、親戚で楽しんでいただければうれしいです」とPRした。