元宮崎県知事の東国原英夫氏(59)が、上西小百合衆院議員(34)の公設秘書である笹原雄一氏について「国会から追放した方がいい」と厳しく批判した。

 笹原氏は参院予算委員会の閉会中審査が行われた25日、上西議員とともに委員会室を訪れるも、国会の規則違反で退出させられたとの報道について、26日に自身のツイッターで「これは本当に反省しています。ルール違反ですから」とした。

 東国原氏は、これまでにも上西議員の問題でバトルを繰り広げてきた笹原氏の行動について「一体何を考えているのか。正に国会の冒涜である。そこまでして話題になりたいのか。単に、国会のルールを知らないバカなのか」と嫌悪感をあらわに。「以前も、国会前の共謀罪反対集会の人々に向かって、マイクを通して暴言を吐き、乱闘騒ぎを起こしている。数々の目に余る行為。そろそろ、国会(委員会)も『国会の権威と品位品格を穢す者として』笹原氏とこの半グレチームに警告等の処分をし、国会から追放した方がいい」と非難した。

 一方の笹原氏は「傍聴の席を間違っただけ。警務部がいるんだからそんな事ができるわけがない。その後ちゃんと座席を変えて傍聴を続けた。間違ったのは僕のミスだからそこは謝罪した」と反論。「まあ、1年で国会から逃げ出した人だからルールを知らないのはしょうがないけど」とチクリと刺した。