吉本新喜劇の大ベテラン末成由美(70)と、後輩の未知やすえ(54)が18日、大阪市内で、今年で5回目のディナーショー「由美とやすえのラッハーンで脳みそチューチューしちゃうぞハートみたいなディナーショー Part5」(来年3月4日、リーガロイヤルホテル大阪)を発表し、今年は「命がけの企画」に挑戦することを明かした。

 内容は「当日まで秘密」と明かさなかったが、若々しく見えるとはいえ「当日には71歳になっている」末成にとっては「まさしく命がけ。死んでまうかもしらん」企画だという。後輩の未知は「今年はやったものです。まあ、心拍数が相当上がるような…。私たち、とくに由美姉さんの年代ではまあ、できませんね」とヒントを口にした。

 ディナーショーではこれまでも、日本舞踊やチアガール、タップダンス、和太鼓に挑戦。2人は「毎年新しいことに挑戦してきたので、今回も何かないかと探して考えた」そうだ。

 71歳での「命がけ挑戦」をする末成は「まあ、元気の秘密は筋力です。毎日、鍛えてますから。骨密度も強烈やから、骨折も大丈夫。せえへん」と言い、この日も自前のももまである超ロングブーツ姿で登場。同窓会に行くと「ほんま、同級生なんて、おじいちゃん、おばあちゃんばっかり。一緒に写真撮ったら、私なんか『誰の娘さん?』とか言われるし」と自信満々だった。

 ショーでは、ミニ新喜劇に加え、それぞれの歌も予定。ボイストレーニングには、10月から励んでおり、年を重ねると低くなると言われる人間の声だが、末成は「どんどん高い声が出るようになって、だまされたように高い声がきれいに出る。努力すれば老化は止められます」と胸を張っていた。