過去20年間にわたり、若々しさ保つために様々なファッションや美容法を試してきたというデビッド・ベッカム(42)だが、顔のシワ取り注射として知られるボトックスに手を染めるつもりはないという。

 フランスの化粧品会社ロレアルとコラボした、男性用化粧品のコレクション「House 99」を発表したベッカムは、英イブニングス・タンダード紙に、「整形手術は、一部の人たちにはOKかもしれない。悪いとは言わないが、僕には絶対、ありえない!全く興味がないね。優雅に年を取ることが僕のモットー。自分の顔に注射も絶対しない」と語った。

 昨年、インスタグラムのユーザーの間で、「ベッカムは若さを保つため、シワを目立たなくする注射などのプチ整形をしている」との憶測が流れた。ベッカムはこれについて、「僕にはたくさんのシワがあるのに、どうしてそんな考えができるのか?」と今回のインタビューで完全否定した。

 妻のビクトリア・ベッカム(43)は1999年に豊胸手術をし、2006年に再手術。2009年には、胸に入れたシリコンを小さくする手術を行っているが、昨年、英国版ヴォーグ誌に、豊胸手術を後悔していると明かした上、「胸をいじるなと皆に言いたい。今まで否定していたのはバカだった。ありのままの自分を祝福すべきよ」と語っていた。(ニューヨーク=鹿目直子)