27日放送のテレビ東京系ドキュメンタリー番組「日経スペシャル ガイアの夜明け」(火曜午後10時)が、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)開幕直前に夢を絶たれた「下町ボブスレー」の騒動に迫る。

 東京・大田区の町工場が技術力を世界に発信する目的などから、4年前のソチ五輪ボブスレー日本代表にソリを提供しようと試みたが不採用だった。平昌五輪では、日本代表には採用されなかったが、ジャマイカ代表と使用契約が結ばれていた。ところが五輪開幕直前、ジャマイカ代表側が、下町ボブスレーを採用しないと通告してきた。4年越しの夢がかなう直前に起きた異変の背景には何があったのか。

 下町ボブスレーの開発チームを10カ月にわたって独占取材してきた同番組は、夢実現を目指した町工場の職人たちの奮闘を紹介するとともに、騒動の真相にも迫る。