大野拓朗(29)が、日本テレビ系で4月11日にスタートする連続ドラマ「正義のセ」(水曜午後10時、初回10分拡大)で、主演の吉高由里子(29)演じる駆け出し女性検事・竹村凜々子の彼氏で航空会社に勤務する中牟田優希を演じることが18日、分かった。

 大野はNHK連続テレビ小説「わろてんか」でインテリの芸人キースを演じているが、「正義のセ」では一転、さわやかイケメンを演じる。「水曜ドラマ『正義のセ』に参加させていただけること、すっごくうれしく思います。朝ドラでの破天荒な漫才師のキャラクターから、今度は爽やかな好青年。なんと主演の吉高由里子さんの恋人役です」と出演を喜んだ。

 「わろてんか」では、相方のアサリを演じた前野朋哉との演技が多かっただけに「最近は漫才の相方役の前野朋哉さんばかり見てたので、吉高さんがめっちゃかわいくてすごく照れます…」と吉高との共演にも喜びを感じているようだ。

 大野は、11年の連ドラデビュー作「美咲ナンバーワン!!」と同じ、加藤正俊プロデューサーとのタッグにも「デビューから7年、俳優として成長した姿を見せられるよう精いっぱい頑張ります」と闘志を燃やしている。そして「このドラマの一員として、お客様が楽しめるドラマにできるよう、僕も一役担いたいと思います!」と意気込んだ。

 「正義のセ」は、阿川佐和子氏の小説が原作。正義のために声を出し、喜び、笑い、泣き、怒る、まっすぐすぎて、融通が利かない女性検事凜々子を、つい応援したくなる痛快「お仕事もの」ドラマだ。凜々子の上司の横浜地検港南支部長・梅宮譲役は当初、2月21日に急性心不全で亡くなった大杉漣さん(享年66)が演じる予定だったが、後任は寺脇康文(56)に決まっている。