女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)17日放送第40話の平均視聴率が20・3%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、事務所の近くにある喫茶店「おもかげ」を訪れた鈴愛(永野芽郁)が、そこで偶然、律(佐藤健)と再会する。律は秋風ハウスの近くに住んでいた。互いに自分の子どもを心配する晴(松雪泰子)と和子(原田知世)が、結託して近くに住まわせたのだ。

 一方、売れっ子漫画家の秋風(豊川悦司)は構想のイメージがわき、一心不乱に執筆する。鈴愛も作品に期待する。しかし、秋風が描いた新作の構想が書かれたネーム(下書き)がなくなってしまう。鈴愛は、秋風の部屋を掃除した際に捨ててしまったのではないかと疑われる。秋風は、鈴愛に「ネームが見つからなければ、切腹してもらう」と言う。