明石家さんま(63)がゲスト出演した14日放送のテレビ東京系「出川哲朗の充電させてもらえませんか?2時間半スペシャル」の平均視聴率が13・2%(関東地区)だったことが17日、分かった。番組初となる2桁台をマークし、昨年11月放送の最高9・6%を大幅に上回った。

 番組は2時間半スペシャルで放送。第1部(午後6時半~7時)は7・9%で、さんまが登場する第2部(午後7時~8時54分)で13・2%を記録した。

 34年ぶりにさんまが同局に出演するとあって、放送前から注目を集めた。番組内では、これまで同局に出演してこなかった理由についても自ら語った。

 電動バイクで走行中、出川が「テレ東に出なくなった理由とか話せるんですか」と切り出すと、さんまは苦笑いで応じた。81年から84年まで放送されていた同局の深夜番組「サタデーナイトショー」出演当時を振り返り、「テレ東でトップの数字(視聴率)で、『10年20年続きますように、カンパーイ!』ってやった1週間後に打ち切りが決まった」と明かした。お色気番組だったことが打ち切りの理由といい、「それが本当にショックで出なくなってしまった」と話した。出川は「半分都市伝説かと。本当だったんですね」と驚きの表情を見せていた。

 旅先で出会った人に電動バイクの充電をお願いしながら、出川とゲストライダーが日本全国を走る旅番組。今回のスペシャルで、2人は山形県内を旅した。沿道の人々に手を振り、民家に駆け込んで自ら充電のお願いをするなど、地元の人々との交流を楽しむさんまの様子が放送された。