昨年2月に初期の乳がんと公表し休業した女優藤山直美(59)が7日、都内で主演舞台「おもろい女」(10月8~29日、東京・日比谷シアタークリエ)の会見に出席。公表後、初めて公の場に姿を見せた。
着物姿の藤山は共演の渡辺いっけいから祝福の花束を贈られるとうっすら涙を浮かべ、「中止という一番してはいけないことをしてしまい、おわびいたします」と、昨年春に予定した「おもろい女」公演中止を謝罪。さらに「体力、役者としての勘、スピードがどこまで戻っているか分からない。無理せずに少しずつ、初日に間に合うよう責任を持って臨みます」。
昨秋に予定した舞台も降板し、休業は1年7カ月。「病気は誰でもなる、抵抗できない悪魔みたいなもの。がんと言われた時も、ターボエンジンみたいに働き通しだったので、それぐらいなるやろなと思った」。昨年3月に摘出手術を受け、治療と検診が続いた。「治療のフルコースをさせてもらった。日常生活に支障はないけど、足の筋肉が落ち、今日もやっぱりしんどかった。芝居はエンジンが変わるので、万全に戻ったとはまだ言いません」。
休業中の息抜きは好きな矢沢永吉のDVD鑑賞。「永ちゃんのDVDを見て、一緒に歌って踊ってるのが一番楽しかった」。今年12月で60歳となる。「母は91歳。母より先に父(故藤山寛美さん)のところに行けないと思った。復帰を感謝し、大事に演じたい」と神妙に話した。



