俳優織田裕二(50)主演のフジテレビ系連続ドラマ「SUITS/スーツ」(月曜午後9時)の第3話が、22日に放送される。

織田が演じるのは、勝利のためなら手段を選ばないスーパーエリート弁護士・甲斐正午。相棒のニセ弁護士をHey!Say!JUMP中島裕翔(25)、弁護士事務所ボスを「東京ラブストーリー」以来27年ぶりの共演の鈴木保奈美(52)が演じる。

甲斐の同僚でライバルの弁護士・蟹江貢を演じる個性派俳優小手伸也(44)は、4月期の月曜午後9時枠の連続ドラマ「コンフィデンスマンJP」にも出演していた。「フジテレビに4月期の『月9』から、1クールおいてまた呼ばれました。フジテレビが、僕を食わせてくるのかな。フジテレビが送る大型新人、44歳です。原作のドラマを見ていたので、その胸を借りて精いっぱい頑張ります」と話している。

第3話では、甲斐(織田)は、一緒にクライアントの元へ行きたがる鈴木大輔(中島裕翔)に、必要ないと言い放つ。甲斐に同行することはおろか、会議への参加も認めてもらえない大輔は、パラリーガルの聖沢真琴(新木優子)に、仕事が欲しいと愚痴をこぼす。それを聞きつけた、甲斐の同僚でライバルの弁護士・蟹江貢(小手伸也)は、大輔を外に連れ出す。

甲斐は、社長の加宮忠が急死した老舗時計メーカー『KAMIYA』を訪れていた。KAMIYAでは、娘の静佳(東風万智子)と取締役の安楽孝志(久松信美)が葬儀を巡ってもめていた。臨終に立ち会ったという古株の工場長・岡林達樹(きたろう)も不機嫌な表情を隠さない。

そのころ大輔は、総合格闘技の道場で蟹江のスパーリング相手を務めていた。そこに、世界的なゲームメーカー『BPM』のCEO兼チーフクリエーター・藤ケ谷樹(柳俊太郎)がやってくる。蟹江の狙いは、ハーバード大学で藤ケ谷と同期だった大輔を利用して自分を売り込むことだった。偽の経歴に成りすましている大輔は困惑するが、藤ケ谷はハーバード入学直後にゲームが売れ始めて授業どころではなかったことを知り胸をなでおろす。BPM社のゲームで世界ランキング入りしたこともある大輔は、それがきっかけで藤ケ谷と意気投合する。

甲斐は、社長が亡くなる前から安楽たちが国内工場を閉めて東南アジアに生産拠点を移そうと暗躍していたことを知る。そして、取締役会で安楽が新社長に任命される前に、他の社長候補者を見つけようと動きだす。