17日に放送された俳優野村周平(24)主演のフジテレビ系連続ドラマ「結婚相手は抽選で」(土曜午後11時40分)第7話の平均視聴率が2・1%(ビデオリサーチ、関東地区)だったことが19日、分かった。前週の3・0%から0・9ポイント、ダウンした。

初回から視聴率は2・8、3・4、2・8、3・2、2・8、3・0%。

野村が演じるのはオタクで、過度の潔癖性で、女性に全くモテない26歳のシステムエンジニア宮坂龍彦。ところが、少子化対策のために「抽選見合い結婚法」が制定され、25歳から39歳の独身男女は、抽選でお見合いをしなくてはならなくなった。そして、3回断るとテロ撲滅隊の支援に行かなくてはならないのだった。

第7話は、冬村奈々(高梨臨)から、龍彦(野村周平)の方からお見合いを断って欲しいと頼まれ、龍彦は抽選見合い事務局に断りの電話を入れる。だが、どこか気持ちはさえない。しかし、フリージャーナリストひかり(大西礼芳)から、上申書を担当の小野寺大臣(若村)宛に提出したというメールが届き、「抽選見合い結婚法」改正に真剣に取り組む気持ちに切り替えていた。

数日後、小野寺大臣が会見を開いて「該当者が現在なんらかの病気、疾病を患っている場合は即時中断事項とする」と、「抽選見合い結婚法」の改定事項を発表した。喜ぶ龍彦たち。さらに新たな情報交換の場として「抽選見合い結婚法 目安箱」のSNSアカウントをたち上げることを皆に熱く報告する龍彦の手は、フェルトペンで汚れていた。龍彦は、すでに潔癖性を克服しつつあった。

SNSアカウント「抽選見合い結婚法 目安箱」が世間で反響を呼び、次第にマスコミに取り上げられるようになっていた。ひかりの計らいもあり、龍彦たち、「ASBE」のメンバーと小野寺大臣の面会が実現した。