前衆院議員でタレントに転身した上西小百合(35)が、麻生太郎副総理兼財務相が東大卒の北橋健治北九州市長を「人の税金を使って学校に行った」と批判したことについて、「失言レベルじゃない。国の将来設計ができてない」と非難した。

上西は18日更新のツイッターで、前日に麻生氏が福岡市長選の応援のために訪れた同市内で街頭演説した際の発言に触れ、「麻生さんのキャラは好きなんだけど、東大卒の北九州市長に『人の税金で大学に』ってあり得ない。こんなことを財務相が堂々と言ってるのはヤバい。失言レベルじゃない。国の将来設計ができてない。“勉学”が優秀な人の“教育分野”に投資するのは国の財産になる。医療や経済とか多岐にわたって」と指摘した。

続けて「国公立に税金が投入されるのが問題なら、勉学が苦手な人にもとりあえず『授業料のほんの一部』を提供する給付型奨学金(税金)はなんなんだよ」と疑問を呈し、「誤解がないように付け加えますが、勉学を優先しろと言いたい訳ではありません。『飛び抜けた』優れた能力に国は税金を投資すべきだと言いたいんです。財源は限られているんですから当たり前です。世界に負けないためにも」と私見を述べた。