ディーン・デュボア監督(49)が30日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで、東京国際映画祭特別上映「ヒックとドラコン 聖地への冒険」(12月20日公開)舞台あいさつに出席した。

「日本はアニメに対して世界中のどの国よりもリスペクトを持って愛してきた。アニメ界で働く者だれもが、日本のアニメからインスピレーションを受けてきた」と称賛した。

同作は人間のヒックとドラゴンのトゥースの友情を確かめる物語。第1作から愛される理由を「自分以外の特別なものとの関係を築くストーリーは見る人の願望と重なるところがある。ヒックは周囲に合わせたいと思うけど、自分が皆と違うことが自分の強さだと発見していく様を応援してくれていると思う」と語った。実際、監督自身、少年時代は周りになじめず、1人で絵を描いたりするのが好きだったことを明かした。

アニメ映画「プロメア」の脚本を担当した中島かずき氏(60)がゲスト登壇した。「プロメア」も「ヒックとドラゴン」のような結末にしたいと当初は話していたことを明かしたが、「できたものは似ても似つかぬものになってしまった」とほほ笑んだ。

両作品は、米アカデミー賞長編アニメ部門にエントリーしている。