16日の女優沢尻エリカ(33)の逮捕を受けCM起用する企業も週が明けた18日、対応と動揺が広がった。

15日から新CMがスタートした求人情報の検索サイト「Indeed(インディード)」はCMや動画公開を止め「事実確認中です」。スキンケア商品「バリアリペア」のイメージキャラクターで起用しているマンダムはホームページから画像削除などをしたといい、「状況を確認しているところ。今後は検討中」。柔軟剤「レノアハピネス」のCMに起用しているP&Gは「事実関係の情報収集中」とし、ホームページは16日夜に削除、CMは18日から差し替えている。また、アルコール飲料「ほろよい」のCMを放送するサントリーは、今年9月からは別の俳優のCMを放送中とした上で、「過去のCMはWEBから削除しています」とした。関係者の1人は「事務所からの説明もなく、情報収集中としか言いようがない」と困惑した様子で明かした。

また、広告業界関係者によると沢尻容疑者の出演料は5000万円弱。今後、違約金などの話に発展するが、「契約形態や契約期間によって一概には言えない」とした上で、「外資系の企業は契約書を重視する傾向があるので、協議がシビアになる可能性が高い」と話した。