斎藤洋介さん詐欺被害直後の熱演“遺作“担当P悼む

19日に亡くなったことが分かった俳優斎藤洋介さん(享年69)最後の出演映画となった「狂武蔵」の太田誉志プロデューサーが20日、日刊スポーツの取材に応じ「本当に残念」と悼んだ。

同作はアクション俳優坂口拓(45)が77分588人斬りをワンカットで撮影したことで話題となった作品で、8月21日に公開された。同シーンは9年前の撮影だが、斎藤さんは山崎賢人(26)と共に昨年3月、追加撮影に臨んでいた。太田氏は当時を「ちょうどオレオレ詐欺にあわれた後で元気がなかった」と振り返った。

今年7月中旬には、公開記念イベントへの出演を依頼し、「1度はOKをもらった」が、8月上旬になって「歯を抜いてうまく話せないかもしれないので、リモートも含め出演を辞退させて欲しいとマネジャーから連絡を受けました」と明かした。

撮影時の斎藤さんは「天然キャラで撮影の場を和ませてくれました」という。その一方で「吉岡一門が衰退していくきっかけとなる重要な役をお願いしていましたが、わずか数分でそれをしっかり演じてくれました」と名演を語った。「次回作の出演も、口約束ですがOKをいただいていました。役者としてはもちろん、人としても物腰が柔らかくてすばらしい方でした。本当に残念です」と悼んだ。