アマゾンプライムビデオは23日、香取慎吾(43)主演、三谷幸喜氏が脚本と演出を担当したドラマシリーズ「誰かが、見ている」(9月18日スタート)で、香取演じる主人公・舎人真一が、埼玉県のバーチャル観光大使に就任したことを発表した。

同作で、舎人真一は埼玉県和光市在住という設定ということで、白羽の矢が立った。埼玉県がかねて注力していたバーチャル観光を盛り上げる「誰かが、見ている埼玉県」キャンペーンを行うという。

舎人は、地元のPRのため、埼玉県の観光サイト「ちょこたび埼玉」で同県の景勝地や街並みをまるでその場にいるように楽しめる「バーチャル観光」を、番組のコンセプトをイメージした穴からのぞく形で案内。さらに、同キャンペーンを告知する目的で、舎人真一(香取慎吾)が登場するポスターを制作し、埼玉県内各所に掲出される。

香取演じる舎人真一は「舎人真一です。僕の住んでる埼玉県でバーチャルアンバサダーになりました! バーチャルアンバサダーって何でしょう!? 最近は新しい言葉があふれていて楽しいですね!! バーチャルバーのバサダーうれしいです! 僕と一緒に、埼玉県の魅力をのぞき見してみませんかっ?」と語った。大野元裕埼玉県知事は「埼玉県のバーチャル観光大使に就任していただいた舎人真一(香取慎吾)さん、ネットワーク時代ならではの観光大使として本県の盛り上げをよろしくお願いいたします。ドラマのように壁に穴を開けることはできませんが、Webサイトを通してみなさんの“目”で埼玉県の魅力ある観光地をのぞき見してみてください」と期待を寄せた。

同ドラマは、何をやっても失敗ばかりで予想もしない失敗を繰り返す、香取演じる主人公の舎人真一と、書斎の壁に偶然発見した“穴”から、そんな真一の生活をのぞき見するのをひそかな楽しみとしている隣人の粕谷次郎(佐藤二朗)を中心に巻き起こる、ドタバタを描いたシチュエーションコメディー。

同作は全8話構成で18日から一挙に配信されている。