NHKは21日、同局のドラマ公式ツイッターで、吉高由里子主演の24年大河ドラマ「光る君へ」の第2次出演者発表を行い、主人公紫式部の父、藤原為時(ふじわらのためとき)を岸谷五朗(58)が演じると発表した。

藤原一門だが下級の貴族で、裕福とは縁遠く生活する。和歌や漢籍に通じる文人で、まひろ(紫式部)に文学の素養を授ける。

岸谷は大河の魅力の1つを「脚本家とスタッフの皆さんが、史実に基づき、とんでもないエンターテイメントを、独自の個性と主張で創造していくこと」と説明。「主人公の目線、想いによって歴史上のヒーローは時には悪に、ヒールはとんでもないダークヒーローにも…。物語の中で、登場人物は自由に浮遊し渦巻き感動を創り出します」と話す。

脚本大石静氏の描くキャラクター像については「本当にキュートで可愛らしく、そして切なく残酷でもあり、喜怒哀楽が掻き乱される魅力的な人物たち」とし、「これからスタッフの皆さんと脚本をジックリと吟味し具現化していくのが楽しみであります!」と意気込む。

華やかな平安の世が舞台となり「たくさんの楽しみがありますが、なんと言っても衣装でしょう。言葉少ない時代に、人々は衣服で自分たちの『個性』や『想い』を主張していたはずです。色の重ねも、そのバランス感覚も見事で、独特な芸術に包まれています。役作りにも大きく関わってくる事なので、皆さんの衣装が美術の背景にどの様に溶け込んでいくのか、楽しみであります」とコメントしている。

岸谷の大河出演は、93年「琉球の風」、11年「江~姫たちの戦国~」、21年「青天を衝け」に続き4度目となる。

「光る君へ」は63作目の大河ドラマで、脚本を大石静氏が手がける。女性に学問は不要とされていた平安時代、才能と努力で世界最古の女性文学といわれる恋愛長編「源氏物語」を書き上げた紫式部/まひろ(吉高)の人生を描く。