窪田正孝(34)の主演舞台「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」(6日初日、東京・シアターミラノ座など)の公開ゲネプロが5日、同所で行われた。窪田はゲネプロに当たり、コメントを発表し「今『エヴァ』を演劇でやる意味はあると、僕は思っています」と断言した。
窪田は劇中で、エヴァンゲリオンに搭乗し、使徒と呼ばれる敵を殲滅(せんめつ)する初雲少女たちの陰にある真実を知る男・渡守ソウシを演じる。
人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」初の舞台化で話題を呼ぶ中、舞台はシアターミラノ座の、こけら落とし公演として上演される。舞台の開幕を前に、窪田はコメントを発表した。
「今の大人たちは子供たちへバトンを渡すことができるのか。『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』はとても現代的なテーマが込められた作品だと僕自身解釈しています。渡守の生き方は自分の心を代弁してくれている気がして、舞台はそれをストレートに表現できる場所でもありました。デジタルが加速してすべてが映像やインターネットに代わっていく時代だけど、あえてそこに抗い、今『エヴァ』を演劇でやる意味はあると、僕は思っています。正直、情報に埋め尽くされすぎて心に余白のある人が以前より少なくなった気がしています。だからこそこの作品に僕は余白を作りたいし、見てくださる方の、なにかきっかけになればと思っています。先入観を捨て、目の前で起きることを自然な感覚で捉えていただけたら幸いです」
第1幕では、ソウシと、かつての恋人で、特務機関メンシュ本部戦術作戦部三佐の霧生イオリが8年ぶりに再会し、ぶつかり合うシーンが見どころとなる。窪田はイオリを演じる石橋静河(28)や、イオリの上司でメンシュ総司令の叶サネユキを演じる田中哲司(57)と、熱のこもった芝居を披露した。
ゲネプロには板垣瑞生(22)永田崇人(29)坂ノ上茜(27)村田寛奈(26)宮下今日子(47)も参加した。
◆「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」壊滅的な状況になった地球、そして生き残った人々と、「エヴァンゲリオン」に搭乗し使徒と呼ばれる敵を殲滅(せんめつ)する少年少女たち。その陰にある真実を知る渡守ソウシ(窪田)は、贖罪(しょくざい)と再生のため、かつての恋人で特務機関メンシュに在籍する霧生イオリ(石橋)に接触。世界の秘密を解き放つ。



