経済学者の森永卓郎氏(65)が8日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!」(土曜午後9時)に出演する。世界経済を読み解く眼力の持ち主のクルマ選びのポイントはやはりコスパ重視。しかし、近年はそんな信念が揺らぐ運命の愛車に巡り合った。

ヨーロッパで過ごした少年時代や、テレビでコメンテーターを務めるようになったきっかけをユーモアたっぷりに語る。

経済分析が主戦場の森永氏だけに、MCおぎやはぎ・小木博明は「リセールバリューのいいクルマを選んでいる感じがする。小さいクルマとか」と推測。予測通り、森永氏の愛車選びはズバリ“経済性”だった。

ところが、森永氏のカーライフは、スタート前に大きな挫折を味わう。仮免試験ではとんでもないミスをした。まさかの学科試験まで不合格。「勉強しなくても通るだろうと思って受けたら…」と、敗戦の弁も飛び出す。

初の愛車は、かわいらしいボディーが世界的に人気のドイツ車。新聞記者だった父が転勤先のウィーンで乗っていたことから父の愛車をたびたび乗り回していたという。ほぼ1年ごとに変わる父の赴任先。そのつど変わる言語に、森永少年の頭はパニックになった。それでも、日本語はしっかりマスター。意外な習得方法も明かされる。

帰国後、東京大学に進学。大学卒業後は、日本専売公社(現・日本たばこ産業)へ入社。出向先の経済企画庁で、日本が経済大国の仲間入りを果たす流れを体感してきた。

「バブル経験してないっていう人は多いけど、僕はどっぷりバブル。すごかったんですから」。経済的に豊かになり、カーライフも徐々にグレードアップ。基本線はコスパの高さ優先だったが、現在の愛車は、これまでひいきにしていたメーカーから変更。「今までは経済性で選ぶところが多かったけど、生まれて初めて一目ぼれしたクルマ。見た瞬間、大好きみたいな」。学生時代の懐かしい思い出も重なる、現在の愛車を紹介する。