ボクシング漫画「はじめの一歩」で知られる漫画家の森川ジョージ氏(58)が8日、X(旧ツイッター)を更新。昨年10月期放送の日本テレビ系連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが亡くなったことで端を発した原作改変問題で、テレビ局や出版社を糾弾する声に“待った”をかけた。

森川氏は7日の投稿で「誰が悪いという話したくないが、せめて出版社は毅然とした表明してくださいよ。代理人であり窓口だよ。若い漫画家さん達が不安になっちゃうよ」と訴えていたが、テレビ局や出版社に向けられる過剰な非難については「取り返しがつかないことが起きてしまい感情をどこかにぶつけたい気持ちはわかります」と理解を示した上で、「自分も不満があるのでかばいだてするつもりはありませんが現時点で出版社やテレビ局を糾弾するのはどうかと思います」と疑問を呈した。

森川氏は1日の時点で「今回 局が悪い、制作会社が悪い、出版社が悪いという意見が散見されますが時間に追われながらもみんな一生懸命だったと思います。責められるべき関係者がいたとしてもそれは時間が何らかの答えを出してくれると思います。誰が悪いではなく原作者は悪くないという話にしたいです。責務を果たそうとした勇気と、作品から伺える才能を称えたいです」と投稿していたが、「時間が答えを出す」とした理由については「遺書があるからです」と説明し、「今、憶測や仮説を断定的に言うのはちょっと待ってと思います」と繰り返した。

それでも「この機会に出版社への不満が噴出するのは仕方ない。自分もずいぶん講談社への不満は言ってきたからね。止められないし止めないよね」とし、「当該出版社の今後『社外への発信予定無し』は隠蔽と取られかねないから、発信予定無しの理由も含めて説明してほしいよね」と願った。