ジョージアの若き天才ピアニスト、ツォトネ・ゼジニゼ(14)が、初来日してピアノリサイタル(6月1日=東京・浜離宮朝日ホール、同4日=群馬・高崎芸術劇場音楽ホール)を開催する。
ゼジニゼは2009年8月、ジョージア生まれ。ピアノ教師の祖母の影響で、5歳からピアノと作曲を始めた。21年に作曲した「バイオリンとピアノのためのソナタ」はジョージアの「ツィナンダリ・フェスティバル2021」で初めて演奏されて絶賛された。
22年7月にはスイスの「ヴェルビエ音楽祭」にソリストとして招待され、さらに同年10月にはオランダ、ベルギーでリサイタルを行うなど、ヨーロッパを中心に精力的に活動している。
21年6月に、ジョージアmediciでドキュメンタリー「無調の輝き 現代音楽に魅せられた少年」が放送された。当時、10歳のゼジニゼが家で祖母からピアノを習う様子や、1000人を超す会場でオーケストラをバックに、サロメ・ズラビシュブィリ大統領の前で演奏する姿、ドイツの大使から「フライブルクの音楽祭に出たら」と声をかけられるなど話題を呼んだ。日本でもNHK Eテレで23年6月16日に放送されると、大きな注目を集めた。
初めての日本公演を前にゼジニゼは「招待を知ったときはとてもうれしかったです。ずっと日本で演奏したいと思っていました。日本の観客は本当に特別で、アーティストをとても応援してくれるし、クラシック音楽を高く評価してくれると聞いています。また、日本の文化や言語にもとても魅力を感じています! 私の音楽を聴いてくださる1人1人に感謝しています。日本の観客の皆さんと、私の作品を分かち合えることを本当にうれしく思っています。明治神宮や浅草寺など、人気のある観光名所を訪れることを楽しみにしています。日本料理を食べるのも楽しみです」と話している。
ジョージアのティムラズ・レジャバ駐日大使(35)は「技術面だけではなく音楽に秘められた美しさを伝えていることが感じられ、この年齢にして素晴らしい才能だと思いました。ツォトネさんには、自分が果たしている国同士の橋渡しの役割、ジョージア人としての誇りをしっかりと感じてもらいたいです。ジョージアと日本は共通の価値観がたくさんあるから、自信をもって交流を進めてください」と話している。



