4日に肺炎で死去した歌手橋幸夫さん(享年82、本名・橋幸男)の葬儀告別式が10日、東京・小石川の傳通院で営まれた。所属したビクターエンターテインメント小野明社長が弔辞を述べ「日本歌謡界の礎を築かれた」と業績をしのんだ。
小野社長は「60年代に出されていたリズム歌謡が深く印象に残っております。日本的な音階、日本の歌謡曲といったものに、エレキギターサウンドと、さまざまな海外のリズムをハイブリッドさせた試みは、和製ポップスとして発展し、そして、現在のJ-POPの源流となっています」。
また、「日本人独自の、そして日本人が伝統的に最も得意とする組み合わせの妙を橋さんがリズム歌謡という形で提示され、まさに現在の日本音楽界の礎を築かれたのだ、といっても、過言ではない」と語った。
長年にわたる所属について「我々の誇り」とし、「まさに、そんな使命を全うされた橋さんの音楽に対する姿勢というものを我々もしっかりと受け継いでまいりたいと思っております。橋さんの残されたの歌、音楽はこれからも人、人の中に永遠に生き続けます。しっかりとこの財産を受け継ぎ、そして、さらにそれを次世代へと引き継いでまいる所存です。本当にありがとうございました」とした。



