夫婦漫才の宮川大助(76)花子(71)の花子が6日、大阪府枚方市の淀川河川公園などの特設コースで行われた間寛平がホストを務める市民マラソン大会「フジパンPresents 淀川寛平マラソン2025」に出場した。

花子は今年から新設された「ベビーカーウオーク」(1・5キロ)にエントリー。ベビーカーに乗った花子を夫の大助が手押しした。沿道から「花ちゃん、がんばれ~」「お帰り~!」の声援が飛んだ。

寛平マラソンの常連メンバーの花子だったが、19年12月に血液のがんの一種「症候性多発性骨髄腫」を公表。その後、参加を見送っていたが、18年以来の7年ぶりの参加となった。

ゴールした花子は「いや~、もうこんな、うれしい日、知らんわ~」と満足そうに話すと、大助は「最高!」と声を弾ませ、「みなさんから元気をもらった」と喜んだ。

当初、寛平マラソンに参加することを周囲に伝えると、「えっ~って言われた」と明かしたが、無事に“完走”した。

18年の寛平マラソンに出場した花子は走っている途中に、体調に異変を感じ、スタッフに支えられながらゴール。悔しさを忘れられず、リベンジを誓っていた。

当時を大助は「ふらふらでゴールして、ちょっと異常を感じた。病院に行ったら(その後に)余命3カ月ですと言われた」と振り返った。

リベンジと位置づけた今回は完走が目標だった。奈良県生駒市在住の花子は「やっぱり私は奈良の女ですから」と高市早苗首相が自民党総裁選の所見発表演説会のフレーズに力を込め、「走って走って走り抜きたいと思います」と宣言すると、大助は「消費税減税はどうですか?」と振ると、花子は「検討中です」と笑わせた。

「いつか走りたい」とつぶやいた花子。「いま生きるってことの大切をすごく感じます。朝、起きたら、大助君に『きょう、生きているな、私』って言うんです。そしたら大助君に『そんなこと言うたらアカンって』って言われる」。現在も抗がん剤治療を続けているが、花子は「奈良の女です。負けへんで!」と言葉を強めた。