女優桜井ユキ(38)が7日放送のカンテレ「おかべろ」(土曜午後2時28分=関西ローカル)に出演。女優になるまでに、何度も挫折したことについて語った。

小学3年生の頃から「女優になりたい」と考えていた桜井は、中学2年生の時に友人が手にしていたオーディション雑誌を見て、親には内緒でオーディションを受けた。しかし事務所からの連絡で母親が知ることになり、母親が激怒。高校までは地元で勉強するよう言われ、「諦めました」。

高校3年生時の進路相談でも、「東京に行って女優なります」と宣言するも、「1回働こうかなって。怖いじゃないですか」と冷静になり、社会人として働く道を選んだという。

その後20歳の時に、雑誌に掲載された桜井を見た芸能事務所からの誘いを受けた。当初は地元の福岡から通っていたが、東京に拠点を移すよう言われて上京。しかし、「私、ここには住めないと思って。なんでこんなところに住まなきゃいけないんだろうって」と環境になじめなかった。

決まっていた仕事の撮影が延期になったのを機に、1年もたたないうちに、「帰っていいですかって。帰ったんですよ。そこから二度と東京に行くことは…。失踪しました」と苦笑した。

帰郷後は、親にも連絡せずに友人宅などを転々として過ごしていたが、ある日、「親から『このメールに返さなければ警察に通報させていただきます』って」と実家に戻るよう促され、しぶしぶ帰宅。

それでも「もっとベストタイミングがあるはず」と、なぜか根拠のない自信を持ち、女優になることはあきらめていなかった桜井。

「謝りに行こうと思って」と、元の事務所に謝罪しに行ったところ「社長が『まだやりたい? やる気ある?』って。年齢がその時、22、23かな。さすがにこれでやらないと、チャンスは来ないなって。『これだ』と思って、『やります』って」と、再び上京を決意した。

その時には、看護師である桜井の姉が東京の病院に勤務していたこともあり、「ちょっと心の支えというか、前回の誰もいないし…っていうのもなかったし、『もう帰らないぞ』っていうつもりで」と、ようやく女優の道へと進んだという。