政治ジャーナリストの青山和弘氏が18日、カンテレ発フジテレビ系情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分=関西地区)に出演。高市内閣の危機管理について解説した。

この日、特別国会が招集され、高市早苗首相が第105代首相に選出される見通しだ。

衆院選は自民党の大勝に終わり、66人の“高市チルドレン”が誕生。17日には自民党の新人議員研修会が行われ、国会議員としての心構えや支援組織・団体との付き合い方、SNSの使い方やメディア対応など、スキャンダルに対する引き締めが行われたとみられる。

青山氏は、研修する側のベテラン議員の1人に「66人のうちに危なさそうな人いますか?」と聞き、「それはまだちょっとわからない」と返されたというエピソードを披露。青木源太アナウンサーは「そこで『そいつ、危ない』とは(言わない)」、土田晃之は「そりゃ、そうですよね。(言われたら)そいつはよほどのやつでしょうね」と苦笑した。

青山氏は安倍晋三首相、菅義偉官房長官のコンビで7年8カ月続いた第2次~第4次安倍内閣を「歴代最強の危機管理政権」とし、今井尚哉首相秘書官も加え、さまざまなところから情報収集し、徹底した危機管理を行っていたと解説した。

その上で、高市政権の危機管理について「今は官房長官が木原稔さん。秘書官は経産省で事務次官をやってた人がついているんですが、官房長官は、菅さんや小渕恵三首相の時の野中広務さんに比べると小物ではある。小物というのは若いわけです。そういう意味ではネットワークの広がりにおいては若干不安。ただ、高市さんへの忠誠心は高い。秘書官の後ろには先ほどの今井さんが今も官邸の参与という、ちょっと下がった立場で付いていて、その人を官邸に入れることで高市さんは危機管理能力を上げようとしている」と指摘。危機管理に失敗し支持率が下がった場合、「自民党内で高市さんに反発心を持っている人がうごめき出す可能性もある。とにかく危機管理で間違わないということが今後の高市政権の帰趨(きすう)を決めるといって過言ではない」と話していた。