俳優竹内涼真(32)が26日、大阪市内でミュージカル「奇跡を呼ぶ男」(5月1~3日、フェニーチェ堺)の取材会に出席した。
ドラマ・映画に引っ張りだこの竹内が、21年の「17 AGAIN」以来、2作目のミュージカル出演で詐欺師役に挑む。伝道師ジョナス・ナイチンゲールが集会のショーで見せる「奇跡」に人々は熱狂し、涙し、心を動かされていくが、それは真っ赤なうそだった。ジョナスは妹や仲間たちと奇跡を演出し、献金を集めて各地を放浪する詐欺師。バス故障で立ち寄った田舎町で女性保安官、足の不自由な少年と出会い、何かが変わり始める。
5年ぶりの舞台のオファーを引き受けたのは「『17 AGAIN』はやり切ったなと思っていて、5年開いたのは『僕がこれをやりたいな、やるべきだな』という作品に出会わなかったからだと思います。このタイミングですてきな作品に巡り会えたので勝負したいなと思いました。自分が面白いと思える作品だった」。なかでも、楽曲がすばらしいといい、「メロディーが好き。僕の歌でイメージしていただいている部分とは全く別のものになると思う。今まで好きで歌ってたものは通用しないのかと思ってます。リズム感も歌い方も、すごくすばらしいコーチがいるので、その方と作り上げて本番でどうなるか勝負してます」と意気込んだ。
見どころについては「冒頭10分から飛ばしていく。そこで全員の心をつかめたら勝ちかなと思う。遅刻したらショーが失敗になるので遅刻しないで」と呼びかけた。
タイトルにちなみ、「奇跡と思った体験」を聞かれると、昨年12月に配信された町田啓太とのW主演Netflix映画「10DANCE」を挙げ、「撮影現場で奇跡的なことがたくさん起きた。僕、踊れないんですけど、何であそこまで踊れたのか分からないし、企画から制作まで時間があったんですよ。限られた時間の中で『成立するのかな?』って僕も感じていた。でも、中に入っている全員が時間の概念を超えて、成功を願って進んで成功した。今考えたら奇跡的みたいなことを体感できたのは大きい。人をどれだけ信じるか。信じ切った先に何か生まれるものがあった」と振り返っていた。



