文化放送の田中博之社長が19日、都内の同局で定例会見を行った。
11日放送の「大竹まことゴールデンラジオ!」で、ゲストとして出演した作家適菜収氏が、高市早苗首相を「令和のパンパン」と呼び、放送内でアナウンサーが謝罪した件について「遺憾に思う」と話した。
放送では、トランプ米大統領に対する高市首相の外交姿勢を「やってることはケツをなめるだけ」などと批判する中で、「戦後のパンパンと同じなんですね。だから令和のパンパン」と差別用語で発言。「あ、それはNGですか?」とおどけたが、放送内でアナウンサーが訂正、謝罪した。当該部分はradikoから削除されている。
女性への差別的な文言が長尺で続き、SNSでは女性嫌悪や職業蔑視として多くの批判が寄せられた。
田中社長は、放送内容を聞いたとした上で「適切か不適切かで言えばかなり不適切だったと思う。個人的には、いい気持ちにはまったくならなかった」とした。
また「メディアの役割として、いろいろなご意見をゲストの方とともに伝えていくのが使命というのが大前提だが、否定的な意見を言う時に、対象の方や物事に対して、誹謗(ひぼう)中傷、言葉の暴力を使ってはいけない」と話した。



