松山ケンイチ(41)が26日、東京・新宿ピカデリーで行われた松たか子(49)の主演映画「ナギダイアリー」(深田晃司監督)公開記念舞台あいさつに登壇。岡山県奈義町で99%、行われたロケを振り返り「僕、Wi-Fi使いたいって、わがまま言ったら、とんでもない広い家だった。申し訳ないので、ギリギリまで黙っていた」と、宿泊先の家が広すぎて申し訳なかったと撮影を振り返った。その後、劇中で息子を演じた川口和空(17)と、その親友の圭太役の藤原聖(15)を呼ぶようにスタッフ言い「家族で暮らそう」と、劇中のように一緒に暮らしたエピソードを笑いながら明かした。
「ナギダイアリー」は、第39回岸田國士戯曲賞を受賞した平田オリザ氏の代表作「東京ノート」に着想を得て、深田監督が自らオリジナル脚本を執筆。同作の精神を受け継ぎながらも、岡山県奈義町がモデルの「ナギ」を舞台に新たな物語を紡ぎ、松は自然豊かな町「ナギ」でひとり創作に打ち込む彫刻家の寄子、石橋静河(32)が寄子の弟と離婚した元妻の建築家で、かつての義理の姉・寄子の元を訪れ彫刻のモデルを務める友梨を演じた。松山は寄子の幼なじみの好浩、好浩の息子・春樹を川口、春樹の親友の圭太を藤原が演じた。
奈義町は、ビジネスホテルがないという。松山は「松さんと石橋さんは、ロッジの方だった。僕は、とんでもない広い家だった」と振り返った。その上で「さすがに申し訳ないと思って『2人、呼んで』と言って『せっかくだから家族で暮らそうと』」と、川口と藤原を呼んだと明かした。
一緒にご飯も作ったといい、松山が「ケーキを作ったり、手伝わせちゃった。夜はずっと『NARUTO-ナルト-』と『BORUTO-ボルト-』を3人で読んで。覚えてる?」と2人に呼びかけた。川口は「メチャクチャ楽しかった。貴重でした」藤原は「和空さん(川口)と松山さんも全巻、読破した」と明かした。奈義町は「NARUTO-ナルト-」の作者の漫画家・岸本斉史氏(51)の故郷として知られ、深田晃司監督は「どの店にも『NARUTO-ナルト-』がある」と明かした。
◆「ナギダイアリー」近くの山から切り出される木でひとり彫刻を作る寄子(松たか子)。ある日、東京と台湾で建築家として活躍してきた友梨(石橋静河)は、数日間の休暇をとって、別れた夫の姉・寄子のもとを訪れる。都会にはない「ナギ」での穏やかな生活。妻を亡くした寄子の幼なじみの好浩(松山ケンイチ)そして息子の春樹とその親友の圭太--人々との出会いは、日常に小さな揺らぎをもたらしていく。やがて、彫刻のモデルを毎晩つとめるなかで寄子の知られざる喪失に触れ、友梨にも変化が起きていく。



