元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(60)が3日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分、正午=関西地区)に出演。企業の「カスタマーハラスメント(カスハラ)」対策の義務化について言及した。

番組では、10月1日より自治体や企業にカスハラ対策を義務付ける「改正労働施策総合推進法」が施行されたことを取り上げ、カスハラについて特集した。

一茂は、「お客様は神様じゃないんですよ。日本のカスタマー側と店員側の関係性って、すごく近いし…。たとえば海外だとね、飲食(店)入って、水1個持ってこないですよ。ちゃんと『ください』って言わないと」と切り出した。

続けて「日本の飲食のサーブする方たちって、本当にお客の事を見て、何かあったらすぐ来るじゃないですか。あれね、やりすぎです。サービス精神旺盛すぎる。サーブスキルが高すぎるんですよ、日本。それに、今までお客様が…一部の人たちが、自分が上から目線になっちゃって、勘違いして。あの店員だったら何でも言っていいんだなとか」と話す。

混雑していたスーパーで、男性が店員に怒鳴りつける様子を目撃したことに触れ、「そんなこと、海外ではあり得ないですからね。海外の人なんて、どんなに並んだって店員さんと何かしゃべりたかったらベラベラしゃべってるし…『早く、こっち並んでんだけど』って、そういうことにもならない」とも。

「日本の風習というか、お客様と店員さん、つまりお金を払うから俺の方が偉いんだよっていう感覚になっている人が、ごく一部いるっていうことがちょっと恥ずかしい話で。お金払うから偉い訳でも何でもないですよ。自分がちゃんとそこのお店を選んだり、食材を選んだりして、それに対する対価を払って、それでおしまい」

さらに「お客も(感謝の気持ちが)ないといけないですよ。だって今ギリギリでやってますよ。送料だってかかってる、値上げだってせざるを得ない。でも食事がないと、人間、死活問題だから。そこの中で、うまく中継地点として頑張ってくれている人たちを尊敬の念で見て、ありがとうって…」と強調していた。